【体験談】走り回る子供の注意の仕方は?専門家に教わった方法と効果

親なら誰しも少なからず、子育ての悩みはあるのではないでしょうか。

同年代の子供と成長度合いを比較して、不安になったりしますよね。

それが、初めての子供であれば経験がない分、なおさら悩みは尽きないかと思います。

その中でも、私が子育てで頭を悩ましたのが、子供がどこでも走り回ることでした。

この記事では、走り回る子供への注意の仕方について、体験談を交えてご紹介していきます。

また、その悩みを専門家に相談した事があるので、教育方法や効果についてもまとめてみました。

この記事でわかること

・子供が走り回る理由

・【体験談】走り回る子供への注意の仕方

・【専門家直伝】走り回る子供への教育方法と効果

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子供はなぜ走り回るのか?

走る子供

子供って予期せぬ行動をしますよね。

いきなり走り出す子供を慌てて、追いかけた経験が何度もあります。

なぜ、子供は走り回るのでしょうか。

子供の性格にもよるかもしれませんが、主に以下6の理由が考えられそうです。

  • 幼いので自我をコントロールできない
  • テンションが上がり走りたくなった
  • 他の子供が走っているのを見て真似した
  • 親に自分を見てとアピールしている
  • 何か見つけて駆け寄っている
  • 苦手な物から逃げている 

 

大人であれば、当然走り回るという事はなくなると思いますが、幼いが故、自我のコントロールが効かない事が最大の理由だと考えます。

子供にとって走るという行動が楽しくして仕方がないのではないかと、我が子を見て感じています。

私は、我が子の走り回る行動に悩まされてきましたが、本当に楽しそうな表情をしているのでどこまで制御するべきかの葛藤がありました。

走り回っていた子供に対して、普段どのように注意してきたか、次でご紹介していきます。

 

【体験談】走り回る子供の注意の仕方

注意

子供が歩き始めたりすると、成長を感じとても嬉しくなりますよね。

その反面、行動範囲が広がり怪我などリスクも上がるので、注意して見ていなくてはなりません。

初めはよちよち歩きだったのが、どんどん走れるようになり、今では我が子の走り回りたい衝動をどう抑えたらいいのか悩みの種となってしまいました。

2歳頃から段々と「他の子より動き激しめ?」と感じるようになりました。

例えば、以下のような場面で特に走り回る傾向にあります。

その時に、どのように注意していたかも合わせてご紹介します。

  1. 絵本読み聞かせの時→走らないように注意する
  2. スーパーで買い物中→追いかけない、事前に言い聞かせる
  3. 広いスペースに行ったら→なぜ今走り回ってはいけないか説明する
  4. 家の中→怪我に注意して見守る

詳しく、ご紹介していきますね。

 

①絵本読み聞かせの時→走らないように注意する

近所の公民館で月2回程、乳幼児向けのイベントが開催されており、私は親子で積極的に参加していました。

イベントは、0歳~3歳までの幼稚園入園前の子供とその親が自由に参加できます。

保育士さんが出張で公民館に来てくれる事もあり、絵本の読み聞かせの時間が設けられていました。

熱心に絵本を見つめる子供達が多い中、我が子はそんな事おかまいなしで走り回っていました。

走り回る子供

 

私が追いかけて捕まえても、また腕から潜り抜け、走り回るの繰り返しです…。

とにかく、周りの絵本を聞いている子供の邪魔にならないように、「走らないで!」とひたすら注意していました。

 

②スーパーで買い物中→追いかけない、事前に言い聞かせる

週に何度か子連れでスーパーに買い物行っていますが、その時にも子供の走りたい衝動が抑えきれなくなっていました。

商品をじっくり見比べたくて立ち止まろうものなら、息子は勝手にどこかに走り去ってしまいます。

子供を追いかけながら、買いたい商品を素早くカゴに入れなるべく短時間で買い物を済まそうと必死でした。

ですが、これは成長段階でかなり改善されました。

きっと追いかけるから楽しくて走り回ってしまうんだと思い、追いかけるのを止めました。

そうすると、子供の方から私を探しにきてくれたり、カートにぴったりくっついて歩いてくれるまでに成長しました。

一番効果があったのは、入店前に「今からスーパーに行くけど、走り回ったら危ないからダメだよ!分かった?」と言い聞かせる事です。

そして、「分かった。」の返事や頷きをしっかり確認する事もポイントだと思います。

これは、ある程度言葉を理解できるようになってからしか効果がないかもしれませんが、事前に言うのと言わないのでは全然行動が変わってくる気がしています。

 

③広いスペースに行ったら→なぜ今走り回ってはいけないか説明する

我が子は、広いところでは特にテンションが上がるみたいで、よく走り回っています。

走り回る子供

 

公園であれば、思う存分に走っていいのですが、問題は公共の場所や静かにしないといけない場面に遭遇した時です。

例えば、先ほどの絵本の読み聞かせの時もそれに当たります。

周りの子たちのように、静かに動き回らずにいて欲しいという気持ちになります。

今は、走っていいのかダメなのかという判別がまだつかない事もあるので、なるべくなぜ今はダメなのか理由を説明してあげるようにしています。

その声が届く時もあれば、そうでない時もあります。

 

④家の中→怪我に注意して見守る

外でだけ走り回るかと言えば、そうではありません。

もちろん家の中でも走り回っています。

ひたすら同じところをぐるぐるしたり、飛び跳ねたりと忙しいです。

子供

 

動きたいのであれば、家の中なのである程度自由にさせています。

「男の子は、体力がゼロにならないと寝ないよ!」という恐ろしい話を聞いた事があるので、むしろ走って体力を消耗してくれとさえ思っています。

ただ、室内とはいえ危険がない訳ではないので、そこは注意して見るようにしています。

 

【専門家直伝】走り回る子供への教育方法とその効果

私は、我が子のどこでも走り回る行動を気にしていたので、何度か専門家に相談した事があります。

以下の3名の子育てのプロに聞いた、走り回る子供への教育方法や効果についてまとめてみました。

  •  保育士
  •  幼稚園の先生
  •  保健福祉センターのカウンセラー

それぞれの専門家の回答をご紹介していきます。

 

保育士

教育方法と効果

成長を見守る/落ち着いてくる

 

公民館に来ていた保育士さんに「うちの子は、落ち着きがなく走り回る場面が多々あるのですが、大丈夫でしょうか?」と尋ねてみました。

すると、あっけらかんと「大丈夫よ~性格だから!」とシンプルな答えが返ってきました。

そして、動きが激しい子供は幼児期だと結構多く、成長するにつれて(幼稚園年長くらいまでには)落ち着いてくるという先生の言葉に気持ちが楽になりました。

どこに行っても我が子が一番動き回ってるので、心配していたのですが、教育のプロからみれば見慣れた光景のようです。

先生の言葉で我が子の個性として、受け入れる事ができました。

 

幼稚園の先生

教育方法と効果

幼稚園の生活の中で学ぶ/集団行動が身につく

 

春から幼稚園入園を控えていた時、その前の準備期間としてプレ保育に通わせていました。

そこでは、親子参加型で体操や工作を楽しんでいます。

プレ保育の時間でも、例外なく元気に走り回る我が子はすぐに先生に覚えてもらえたようでした。

幼稚園に入って(親元を離れて)も協調性を持って過ごしていけるのか不安で、相談してみました。

親子分離で過ごす時間が何度かあり、子供の園での様子を私に教えてくれました。

きちんと座って、工作していたし作るのもすごく早かったですよ~。お友達とも仲良く遊んでいましたよ!」と聞かされました。

私の心配をよそに、息子は先生の話を理解して、指示通りに落ち着いて一人で工作を作り上げる事ができたそうです。

親が見ていない方が、落ち着いて出来るタイプなのか、入園してもなんとかやっていけそうな気がしました。

先生の話を聞き、幼稚園生活の中で自然と集団行動を身に着けていけるのではないかと感じました。

幼稚園の先生は、息子のいい部分もみてくれており、嬉しくなりました。

我が子は、動きは激しいのが気になりますが、コミュニケーション能力が高いようですぐに他の子とすぐにお友達になれます。

気になる事ばかりに目が行きがちですが、いい所も見てあげて伸ばしていけるようにしたいものですね。

 

保健福祉センターのカウンセラー

教育方法と効果

個性として受け止める/柔軟に対応できる

 

保健福祉センターでは、子供の成長に関する悩みを個別で相談する事ができます。

私は、2回程相談に行った経験があります。

そこでは、理解度テストのようなものをカウンセラーの先生が子供にいくつか出題していきます。

その後に、親に子供のどういう所が気になるかをヒヤリングしてくれます。

質問に座って答えられるか心配していましたが、おもちゃを与えられていたからか最後まで立ち上がる事はありませんでした。

質問にはほとんど答える事ができ、理解力に感心した程でした。

ヒヤリングでは、絵本を座って落ち着いて聞けない事や、どこでも走り回ってしまう事を相談しました。

先生からは、「活発なタイプで好奇心が旺盛なんでしょうね。絵本が興味がなかったのかもね。幼稚園の年中~年長くらいまでには落ち着く事が多いので様子を見られていいかと思いますよ。」とアドバイスされました。

確かに、絵本よりも動く方が好きという気持ちなのかもしれないと妙に腑に落ちました。

専門家から言われると、安心感があり説得力もありました。

個性として受け止めて、柔軟に対応していく事が親としてできる事だと感じました。

今後の成長を見ながら、また気になる事があれば相談しようと思います。

 

走り回る子供のその後はどう変わった?

はてな

我が子は、活発でよく動き回りますが、ある程度の期間でかなり成長したと思います。

2歳半と3歳半でどのように変わったかご紹介しますね。

2歳半 3歳半
絵本読み聞かせの時 絵本に興味なく走り回る 絵本に興味湧き座って聞けるように
スーパーで買い物中 追いかけっこと思い走り回る 親の側を離れず一緒に買い物できる
広いスペース テンション上がり動き回る 変わらないが、親の声にも耳を傾ける
家の中 走ったり飛び跳ねる 変わらないが、注意したら止める事も

 

絵本読みでは、最後まできちんと座ってお話を聞けるようになりました。

後で、本の内容を聞くと一生懸命つたないながらも自分の言葉で説明してくれます!

スーパーでも最近では、入店前の注意がなくても一緒に並んで買い物しています

買うものを言うと、取ってきてくれてノリノリでお手伝いするまでに!

広いスペースや家の中では、ここぞとばかりに走り回りますがきちんと親の言う事に耳を傾けてくれます。

「危ないから歩いて!」というと、ピタッと走るのを止め歩いてくれる時もあります。

ここまでの変化が現時点でみえているので、以前ほど悩まなくなってきています。

 

まとめ 走り回る子供の成長を見守ろう!

今回は、走り回る子供の我が家流の注意の仕方や、専門家からの教育方法やその効果をご紹介しました。

今でも子供が走り回る事に悩んだりもしますが、成長するにつれて改善されている事もあります。

入店前に走らないように伝えていく事で、スーパーでは私の側を歩いてついてきてくれるまでに成長しました。

また、物事の理解力も上がり、車道に飛び出す事は危ないと認識して、親の声にも耳を傾けているようです。

まだ悩みが解消された訳ではありませんが、長い目で息子の成長を見守っていけたらと思っています。

同じような悩みに直面している方に少しでも参考になれば幸いです。

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